Friends of Santa Rosa Association in Kagoshima 本文へジャンプ
活動目的とあゆみ



 1865年、長沢鼎は、薩摩藩留学生のひとりとしてイギリスに留学し、2年間勉強ののち森有礼らとアメリカに移りました。働きはながら勉強を続けましたが、友人たちが帰国した後もカリフォルニアのサンタローザにとどまり、ワイン製造に専念し、アメリカのワイン産業の発展に大きな貢献をしました。 1915年のサンフランシスコ万国博覧会では審査員をつとめ、のちに日米交流に寄与した功績により、勲五等双光旭日章を授与されました。

 彼は1934年サンタローザで亡くなりましたが、50年を経てその功績が再評価され、1983年4月サンタローザにFriends of Kagoshima Association(鹿児島友好協会)が発足し、11月には鹿児島に姉妹団体である鹿児島サンタローザ友好協会(Friends of Santa Rosa Association)が発足しました。

 1984年には長沢が建造した円形厩舎が、長沢の興したファウンテングローブのシンボルとして修復保存されることになりました。また、1986年カリフォルニア産ナガサワワインが長沢を記念して鹿児島市の株式会社山形屋から売り出され、市民に親しまれています。

 姉妹盟約も盛んで、鹿児島の国際ソロプチミスト南クラブとサンタローザ・ソロプチミスト、鹿児島西ロータリークラブとサンタローザにあるサンライズロータリークラブが、それぞれ姉妹関係にあります。

 1987年サンタローザから2名の引率者と10名の学生が来鹿、翌年鹿児島から15人の学生がサンタローザを訪問して以来、毎年交互にホームステイを実施するプログラム(SRKSEP)も続いています。


*米カリフォルニア・サンタローザ被災支援募金*

 2017年10月に北カリフォルニアで起こりました火災でサンタローザ市の市民の生活・財産、同市のランドマークのひとつである長澤鼎の農場跡(ラウンドバーン)、葡萄畑も被災いたしました。

 鹿児島サンタローザ友好協会は1987年以来、サンタローザの鹿児島友好協会との間で学生交換プログラムを実施してきていまして、約330名の学生を交換してきました。

この募金はサンタローザの鹿児島友好協会(1983年設立、在サンタローザ市、会長Shauna Lorenzen)を通じて、鹿児島サンタローザ学生交換プログラム(SRKSEP)のホストファミリー、関係者で被災した人々、将来、史実を顕彰する記念碑などのために使用いたします。

みなさまから頂きました浄財は、全額をサンタローザ市にある鹿児島友好協会を通して上記目的に使用いたします。

受付口座

郵便為替 02020−7−24366

 鹿児島銀行本店 普通預金 848675 鹿児島サンタローザ友好協会会長モリタカハル

 〒892-0846 鹿児島市加治屋町2-15-104
鹿児島サンタローザ友好協会事務局
 http://www.srksep.org
info@srksep.org
 問合せ先 090-3739-9405(事務局 七枝)

ご寄付者名はホームページに掲載させて頂きお礼に代えさせていただきます。掲載を不要とされる場合は、郵便為替などにその旨ご記入ください。報告はホームページに掲載いたします。

SRKSEPとは、鹿児島サンタローザ学生交換プログラム(Santa Rosa Kagoshima Friendship Program)の略称です。鹿児島サンタローザ友好協会会員の皆さん、鹿児島市とサンタローザ市の市民のみなさん、鹿児島西ロータリークラブ、サンタローザ・サンライズロータリークラブ、広島中央ロータリークラブ、国際ソロプチミスト鹿児島―南、鹿児島県、公益財団法人鹿児島県国際交流協会、鹿児島市、公益財団法人鹿児島市国際交流財団、株式会社山形屋、株式会社南日本放送、いちき串木野市、鹿児島国際大学、iBS外語学院の協力で行われています。(団体名など順不同)    
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 鹿児島友好協会(在サンフランシスコ)のファーン・ハージャー元会長が平成22年度春の叙勲で、旭日単光章を受賞されました。
http://www.sf.us.emb-japan.go.jp/pdf/a_Harger_jp.pdf


 また、パラダイス・リッジ・ワイナリーに長沢記念館と長沢葡萄園が造られました。2006年7月にはナガサワパーク(Nagasawa Memorial Park)がサンタローザに作られました。今後鹿児島とサンタローザの友好の絆はますます強くなるでしょう。 イメージ

侍から葡萄王へ
カリフォルニアの日本人パイオニア
在サンフランシスコ日本総領事館のホームページ

http://www.sf.us.emb-japan.go.jp/jp/m01_01_04.htm 
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